YOSHIKAZU OTSUKA
創設者 故 大塚喜一
大塚 喜一
YOSHIKAZU OTSUKA
経歴
- 千葉県山武郡大網白里町(現大網白里市)生まれ
- 千葉県立成東中学校(現千葉県立成東高等学校)卒業
- 中央大学法学部卒業
- 千葉地方裁判所一宮支部書記官補
- 1961年(昭和36年) 司法修習終了(千葉地方裁判所配属)
同年から1967年(昭和42年) 判事補として高知・前橋・大阪地方・家庭・簡易裁判所勤務を経て
1967年(昭和42年)12月 弁護士登録(千葉県弁護士会),大塚喜一法律事務所開設 - 1970年(昭和45年) 大塚・田中・渡辺法律事務所に組織変更
- 1973年(昭和48年) 千葉綜合法律事務所に組織変更
主な役職
- 千葉県弁護士会会長 1979年
- 裁判所調停委員・司法委員を歴任
- 千葉調停協会会長 1989年~2000年
- 千葉県調停協会連合会会長 1990年~1999年
- 被害者加害者対話の会運営センター(現「NPO法人対話の会」)初代理事長 2001年~2004年
- 千葉少年友の会会長 1999年~2004年
- 元千葉県精神医療審査会委員
- 元千葉大学文学部非常勤講師
- 元東邦大学薬学部非常勤講師
主な仕事
主に市民の側に立って、多数の民事事件、刑事事件、家事事件、行政事件を担当しました。
無罪を争う刑事事件では無罪判決10件を得ました。
また、懲戒免職取消請求事件では2件の請求認容判決を得ました。
主な論文
- 「未決勾留日数の本刑算入と刑事補償について」(司法研修所時報1961年3号)
- 「強制捜査における余罪-とくに勾留延長事由として」(司法研修所20周年記念論文集,1966)
- 「捜査の大阪方式とその司法的抑制」(判例時報508号~512号,1968)
- 「成田関連事件に対する検察庁の介入-国選弁護人の立場から」(自由と正義1976年9月号)
- 「腸チフス事件と報道」(自由と正義1981年1月号)
- 「ある事件の証言をめぐって――誤判と裁判官の姿勢」(状況と主体1984年6月号)
- 「人権と報道――北方ジャーナル判決を契機に」(状況と主体1986年2月号)
- 「ある無罪事件の弁護--傷害致死被告事件」「刑事弁護士としての私」『日本の刑事裁判:21世紀への展望-大塚喜一弁護士在職30周年祝賀記念論文集』(現代人文社,1998)所収
主な著書等
- 『交通事故の法律知識』(自由国民社,2015)(共著)
- 『損害賠償の算定と請求実例全集』(自由国民社,2011)(共著)
- 『交通違反・事故の責任と対策』(自由国民社,2005)(編著)
- 『実用版法律用語の基礎知識』(自由国民社,2002)(共著)
- 『お役所とのトラブル解決法』(自由国民社,1997)(編著)
- 『千葉県弁護士会史』(千葉県弁護士会,1995)(千葉県弁護士会会史編纂委員会委員長として関与)
- 『事故を起こした人の責任の取り方』(自由国民社,1994)(編著)